マイナンバー制度のメリット
今日はマイナンバー制度のメリットにも触れてみましょう。
私はマイナンバー制度導入賛成者です。
ただ、杜撰な管理しかできない現状では
デメリットがメリットを上回る、と認識しているだけでして。
マイナンバーが導入されて、まずメリットがあるのは公的機関です。
税一つとってみても、国税庁の所得税、総務省の住民税、
双方がデータベースを連携できるのですから、
面倒な確認がなくなります。
例えば、住宅取得控除は所得税だけでなく住民税からの控除もあります。
ただし、前年度の所得によって対象になるかどうかが変わります。
確定申告や会社の手続きによって
控除漏れなんかも発生しやすくなります。
こういうのがなくなる。
また話題の生活保護も同様ですね。
本当に困窮しているのか、偽装はないか、見つけやすくなります。
ということは、公的機関で必要なマンパワーを
かなり削減できますので、
公務員数の削減が可能となります。←ここ重要
民主党政権時代に始まったときは
これが目的の一つだったはずですからね。
自民党政権はちゃんと約束守ってくれるんでしょうか。
私たち個人から見ても脱税の検知がしやすくなりますので
公平感を醸成することができます。
また、医療情報と連携することで、
生活習慣病予防の観点から見た生活保護支援
なんてこともできるでしょう。
健康管理にも役立たせることができます。
が。
医療情報連携と保険証のマイナンバーカード一体化は全くの別問題。
紛失・悪用のリスクが高まるだけです。
マイナンバーカードの普及のために
国民にリスクを押し付ける以外の何物でもありません。
町内会でマイナンバーカード申請なんて記事は
論外もいいとこですね。(笑)
マイナンバーは必要です。
導入自体を問題視する必要はない。
ですが、今の政府の体たらくで始めるのは大問題。
こういうことですね。