マイナンバーリスクマネジメント・5
さて、実際にマイナンバー漏洩が起きてしまうと
どれだけの損害がでるかを想定しました。
では、次に、マイナンバー漏洩を起こしたら
被害を最小限に留めるため、何をすれば良いのかを
考えてみましょう。
まず、真っ先にやるべきことは
どんだけ何が漏れたのか、という影響範囲の特定です。
これがわかんなきゃ、話になりません。
(最初はざっくりでもいいですけどね)
で、大体のところがわかったら
・個人情報保護委員会に連絡
します。
これは監督官庁があるところは、そちら経由で大丈夫。
紛失して「悪用されるかわかんない」という状況でも
連絡は入れておいた方が無難。
早めに相談しておいた、という実績が後々、効果を発揮しますからね。
で、もう一つ、忘れがちなのが
・警察への届け出
です。
これをやっておかないと、被害者がカード再発行するときに
困る恐れがあります。さらなる怒りを買わないために
警察への届け出は必須。
これだけ、大至急に行なって、次にプレスリリースと
被害者への連絡に入ります。