処理プロセスの「改良」とは
マイナンバーカード発行システムの障害原因、
「一部」特定できたとの記事がでておりました。
ですけど、ちょっと考えていただきたい。
「中継サーバーは複数ある問題の一つだと見ており、
他の問題についてはまだ解明し切れていない。
今回の改修で遅延発生を減らせると思うが、完全になくすには至らない」
とあるんですけど、
これで何で稼動を続けるのか。
例えば、他人のマイナンバーが入ってたとか
他人の住所が入ってたとかありますね。
これ、金融システムで考えたら
「自分の通帳に他人の口座残高が書かれてた」
ってことに等しいんですからね?
これで「原因が一部判明した。完全に無くすには至らないけど」
って言われて、稼動を続けることを許せますか?
で、判明した原因の対応策もどういうものだったか問題です。
※ここからの内容は、想像です。
原因も対応も今までの記事の文面から推測されるものでしかない
という前提でお読みください。
「中継サーバー内部の装置間の連携処理プロセス」
とありますので、同期処理なんでしょう。
同一番号が入ってれば、ループしちゃいますよ、
重複チェック入れなきゃいけませんよ、
と言っていたアレですね。
これを正すには、中継サーバに行く前に、
プライマリIDの重複がないことを確実にしなければなりません。
でも、今回の対応はサーバ単体の対応です。
そこから導き出される恐ろしい可能性は。
中継サーバ同士の同期処理外してしまったんじゃぁ。。。。
ということ。
まさかとは思いますけど、
マイナンバー関連の動きは想像の斜め上行ってることが
度々ありましたんで。。。。
でも、まさかなぁ。。。
そこまでムチャしてないと信じたいけど。。。
とにかく、こんな状態では、
今、マイナンバーカードの申請するのは
止めておいた方がいいのだけは確かです。