マイナンバーしっかり対策

ようやくメリットもデメリットも話題になってきたマイナンバー。一昨年から啓蒙活動を続け、既にマイナンバーセミナー講師約200回、参加者1万5千人を超える実績を持つコンサルタントが、マイナンバーの取扱いで気を付けるべきことを解説していきます。

現場知ってる人の意見を聞いたのかい

今日も驚きのニュースが出ていました。


「マイナンバーに対応した弥生17発売!」
。。。。。。おいおい、今頃かよ。。。。。
。。。。。。という話ではなく。



「年金機構、マイナンバー導入」の記事


昨年の事件以来、再発防止に取り組み、「謹慎」が終了と判断した、
とのことらしいんですが、そこじゃないだろう。


事件が起きて、職員の意識は高まっただろうし、
セキュリティシステムは改善しただろう。


だけど、そもそもシステム作る能力あるの?という話。


ただでさえ、「消えた年金」問題で、年金機構のシステムは
マイナンバーどころじゃないシステム改変があった。
それが厚生労働省管轄のマイナンバー導入が
遅れた理由だったはずだ。


でも、年金機構より「進んでたハズ」の総務省管轄では
自治体窓口の取り扱いマニュアルの遅れや
マイナンバーカードでグチャグチャな状態。


大手ベンダーでさえ、国がメチャクチャなスケジュールと
いい加減な要件定義を持ってくるから
とんでもないトラブルが発生している。


まずは、もう一度全体のシステムを整理して
今、何が原因でこういうことになってるのか
洗いなおさないと同じことの繰り返しですよ。


 この国は最早管理システムを作ることさえ
 できなくなってしまったんじゃないか。


 グランドデザインを考えられる官僚が
 いなくなってしまったんじゃないか。


 大手ベンダーもシステム開発の基礎を知らないまま
 プロジェクトを取ってるんじゃないか。


今、国はIT人材、セキュリティ人材を育てようと
躍起になって政策を進めている。


だけど、長年培われた「システムなんて金出せばできるもの」
という考えの無能な経営層たちに嫌気がさし
優秀な人材たちがIT業界に向かわなくなって久しい。


ちょっと現場を齧っていれば、
今の年金システムとマイナンバーシステムを
連携させることの困難さは容易に想像がつくはずだ。


もう、遅きに失したんじゃないだろうか。
もう、手遅れだったんじゃないだろうか。


そんな悲観的な感想が過る
今日の記事でした。

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