マイナンバーしっかり対策

ようやくメリットもデメリットも話題になってきたマイナンバー。一昨年から啓蒙活動を続け、既にマイナンバーセミナー講師約200回、参加者1万5千人を超える実績を持つコンサルタントが、マイナンバーの取扱いで気を付けるべきことを解説していきます。

マイナンバーリスクマネジメント・8

シリーズで書いてきました企業向けの
マイナンバーリスクマネジメント。


リスクマネジメントとは「起きないようにする」ことから
始めるものではありません。


「起きたとしたら」どうなるか
から想定を始めるものです。


リスクと想定されることは
限りなく低くてもゼロにはなりません。


そのため、
  ・まず、発生した場合のインパクトを把握し、
  ・それが発生する原因を探し
  ・原因の発生可能性を考慮し、
   対策をとるべきか、無視しても良いレベルかを判断する
こういう手順で進めます。


ベンダー指導になると、これが逆に進んでいることが
ままあるのですね。


不必要な水準の対策を立てることはありませんが、
最低限、万一のことが起きても、社会から
「そこまでやってたのに、マイナンバー漏れちゃったらしょうがないね」
と思ってもらえるだけの準備をしておく。


そのためには、発生した場合にどんなことになるかの
心構えが必要です。


なのに、漏洩時にどうなるかが
全然広まってないのですよね。。。


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