マイナンバーリスクマネジメント・2
昨日の続き。
次に、2.手数料を見てみます。
マイナンバー変更に手数料?
と思った方がいるかも知れません。
マイナンバー変更には手数料はいらないのですが、
番号が変わるということは、
カードも変えなきゃいけないということですね。
これに「再発行手数料」がかかるのです。
公的機関が原因で再発行しなきゃいけない場合は
手数料は免除できますが、それ以外には免除してくれません。
通知カードが500円
個人番号カードが800円
でも、誰が何のカード持ってるかなんて
わかりゃしませんから
一律800円で支払うしかないでしょう。
しかも、これ。
企業が後でまとめて払うことが認められません。
負担は漏えいしちゃった企業が最終的にとるにしても
窓口では、被害者に立替てもらわなきゃいかんのです。
じゃあ、手数料を被害者に振り込んでから手続きしてもらおう、と思っても
そしたら、番号の変更申請とカード再発行申請と
二度手間で窓口行ってもらわなきゃならんのですね。
そんなの被害者のお怒りに、火に油です。
やはり、きっちりとデメリットを説明して
手数料立替をお願いしてでも、同時に手続きしてもらった方がいい。
ということで、
(800+α)×被害者人数分
の費用がここでもかかります。