マイナンバーしっかり対策

ようやくメリットもデメリットも話題になってきたマイナンバー。一昨年から啓蒙活動を続け、既にマイナンバーセミナー講師約200回、参加者1万5千人を超える実績を持つコンサルタントが、マイナンバーの取扱いで気を付けるべきことを解説していきます。

“私の”マイナンバー

マイナンバー安心論者の説でよくあるものに、
マイナンバーだけでは何もできない
というものがあります。


実はこれは間違いじゃないんですよ。


12桁の番号だけでは、悪用は難しい。


だけど、(敢えて?)論じてないけど
マイナンバーが漏れるときは12桁の番号だけじゃないですね。


カードを盗まれたとき、
会社から漏れたとき、
メンテナンス作業員から漏れたとき、
全て他の個人情報を伴っているでしょう。


だから、私たちは皆「“私の”マイナンバーが漏れたらどうなる?」
ということを心配するのです。
他の個人情報と紐付くこと前提で考えてますから。


これに対して「マイナンバーだけでは何もできない」
というのは、質問に対する答えとしては、妥当ではないですよね。



そして、他の個人情報に紐付けられたマイナンバーは
十分に“機微な情報”と言えます。
公的機関かその他一部にしか
知られてはならない情報なのですから。


機微な個人情報は厳重に守れ、悪用されやすい、
って個人情報保護法の時やりました。


なのに、マイナンバーは通常、機微な個人情報であるにも関わらず
大して問題ない、なんてわけありませんよ。



何度も繰り返すようですが、
私はマイナンバー導入自体は賛成派です。
ですが、このようにミスリードを行って
リスクを伏せたまま展開する、今の進め方には反対なのです。


ま、反対といっても、止められませんので
次善の策として、自分とその周囲には正しい情報を
提供して、できる限り安全に努めようと思います。

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